ジム・クロウチ

彼は、売れない時代、音楽だけでは暮らしていけずに、他の仕事もしていた。
その仕事中に、誤って自分の右手の中指をハンマーで潰してしまって…。
それでも、ギターを続け、自分の音楽の夢を諦めずに生きた人。
ピッキングというユニークな弾き方を編み出した。
30歳という若さで飛行機事故に遭い、逝ってしまった。


彼の作った曲を聴き、声を聴いて、なんて優しい声なんだろう、と思った。
time in a bottleという曲は、彼の息子が思い病気に掛かった時の作品。
彼の息子は4歳で脳腫瘍で、失明。
10歳に成長するまでに、左目の視力は回復したとのこと。
そして、今は音楽家として活動していると聞いた。


ジムは、永遠なんてどこにもないと感じても、
夢を託すことを諦めたくなくて、音楽を愛し、自分の夢を歌にし続けた。

タイム・イン・ア・ボトル~ベスト・オブ・ジム・クロウチ

タイム・イン・ア・ボトル~ベスト・オブ・ジム・クロウチ